FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

カシドルで「心に刺さる彼のセリフ」

これより先カシドルお題SSです。
苦手な方はバックお願いします。


















俺はいるよ、好きな奴

もう日常に溶け込んでしまった彼の台詞をキャンバス越しに聞いた。
これで何度目だろう。
「ふ~ん、今度はどこのクラスの女の子?」
「いや、…」
濁った言葉が溜め息と共に零れ落ちた。





見込みないけどやっぱ好きで

彼にしては珍しい、否定的な言葉はどちらに向けられたものだったのか。
「そこでだシードル。オレは格好良い…と思うか?思うよな?」
「なんだよそれ。自信なさげだなぁカシス」
「ぐ…。お前相変わらずきっついな…」





お前もがんばれよ

「こないだ描いたコンテスト用の絵が、あまりにも抽象的で評価出来ないって言われた」
題に合った絵を描いた筈だったのに、変なの。
「今描いてるやつは薔薇だろ?」
「そうだよ、でも「でもここの蔦がトゲを出し合いながら絡まってて、」
「絡まって、それで?」
「すげーエロい」
「……なんでわかっちゃうかな…」
「ハハハ、まぁあれだ。お前もがんばれよ」





鈍感って、罪だよな……

驚いた。
まさか向けられた言葉が後者だったなんて。
驚いた。
その答えを知りたい自分がいるなんて。
「鈍感なふりをする、ってのも割と罪だと思うんだよなオレ…」
「鈍感なふりをする人なんだ?」
「そう、切なげにな。そんでもって…」
驚いた。
逃げ出したい自分と、求めている自分がいるなんて。





俺、明日告白する

その予兆は確かにあった。
静まる美術室、校庭の騒がしさ。
切り取られた世界に二人きり…
「…告白する前にこういう事、するなよ…」
「お前が望むなら明日も明後日も今からでも、何度でも告白する」
キャンバスの中の薔薇が笑う様に踊っていた。










(C)確かに恋だった
http://85.xmbs.jp/utis/
スポンサーサイト

Comment

Post comment

Secret

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。